飛行機で海を越えるうさぎさんの快適な旅を探る
飛べ飛べ!バニー せいちんは飛んだ編 情報募集中! 最終更新:4/12/2000 |
せいちんの経験はアメリカ→日本ですが、日本に入るのも日本から出るのも、同じ日本の動物検疫所を通るので、その部分は参考にしていただけると思います。
| 飛ぶ前の準備 | チェックイン〜機内 | 動物検疫 | その他・リンク |
(出発日から)
各航空会社
うさぎをよりよい条件で運んでくれる航空会社を探す
自宅
飛行機で使うケージ、キャリーケースを準備、うさぎの縄張りに入れて慣れさせる
必要書類、諸注意など最新情報入手
チケット予約。うさぎがいることを忘れずに伝える
到着予定日と時間、便名、住所氏名などを事前に連絡しておく
健康診断書取得。コピーを取っておく
政府の証明スタンプ取得(郵送あるいは出頭)。コピーをとっておく
予約確認。特にうさぎの情報が正しく伝わっているか確認する
日本についてしばらく使う干し草(ティモシーのみ)、ペレットなどを預かっておいてもらうと便利
もう一度予約確認。特にうさぎの情報が正しく伝わっているか確認する
またまた予約確認。特にうさぎの情報が正しく伝わっているか確認する
荷物確認。機内で食べる野菜、ペレット、干し草など。APDAスタンプつきの健康診断書のコピーを一部、連絡先が見えるようにきゃリングケースに貼り付ける
レッツゴー! うさぎ、健康診断書、チケットを忘れずに!
必要書類 −「健康証明書」− 取得の手順 1. 飛ぶ30日前にかかりつけの獣医に証明書Health Certificate(通常APHIS 7001というフォームを使うが、獣医が発行する証明書でもよい)を書いてもらう。ミクソマトージスにかかっていないという所見をハッキリ書いてもらうとなお良い。 2. 自分の住んでいる地区の米国農林水産省USDAのAPHIS(動植物検疫課)のVS(獣医)機関(獣医さんが知っている)にスタンプを押してもらう。 3. 書類が返って来るまで、何度も電話して確認する(郵送の場合) 4. スタンプ済みの健康診断書が届いたら、スタンプをよく確認し、コピーを数部取る。1部は当日使うキャリアケースに連絡先が見えるように折って貼り付ける。貴重品と間違えての盗難防止にもなる。一部は自分のパスポート、チケットなどと一緒に大切にしまう。 5. 当日忘れないようにすること!(書類が無ければ即送り返される。どこへ?誰が面倒見るの?いつ連れてこられるの? 換えの靴下は忘れても、証明書だけは忘れずに!)
証明書の有効期限は健康診断の日から30日間(ハッキリ決まってはいないが、あまり古いと却下される危険もあるので、念のため守っておきたい)。健康診断書をもらったら、住所氏名、うさぎの特徴などを確認し(他のうさぎのだったりした一大事)、すぐにコピーをとっておく。
●出頭... 出頭するとその場でやってくれるので確実。
●FedEx,... 返信用に、自分に宛てた同じくFedExの料金支払い済封筒を同封しておけば、その封筒を使って返信してくれる。迅速だし、インターネットでトラッキングできるので、出頭できない人にはおすすめ。
●郵送... アメリカに住んでいたなら多分ご存じの通り、アメリカの郵便は結構無くなる。出発の日が迫っているのに「健康診断書はまだかっ??」と焦るし、実際に無くなったら非常に困るので、郵送する場合は、紛失したら出頭する覚悟が必要。代金のチェックかマネーオーダーを忘れずに同封。
↑おスタンプ代金のチェック。お上と言えども慈善事業ではない。
これがUPDAスタンプ済みの健康証明書。詳細はクリックしてください(46K)。
●犬猫は予防接種を必要としますが、うさぎは必要ありません。予防接種については知らない獣医さんだと必要かどうか聞かれるかもしれません ●うちでいったVetでは先生にサクラメントには最低でも3回は電話して確かめるようにいわれました、結構いい加減らしいのでmake sureしていった方がいいようです ●Vetで書類を作って貰うのはきっちり1月前、健康に不安があるなら事前に検査して ●軟便、目やになど、入国の時に問題視されそうな点があったら、証明書を作ってもらう時に、「習慣的に軟便だが病気ではない」などと書き添えてもらうと安心 ●かかりつけの獣医がない場合は、事前に電話して「日本に連れて帰るための証明書が必要だが、できるか?」と単刀直入に聞く。もし「やったことはないけど、できると思う」といった回答なら、さっさと見限る。ただでさえ時間がないのに、書類の不備でつっ返されたりしたら、訴えても訴え足りない! ●↑試しに証明書をとってみたら、飼い主の名前にミスタイプがあった... ●スタンプをとるには、出頭してその場で押してもらうのが一番安心です。何度も電話をかけたりしなくて済むので結局ラク。APDAの住所・連絡先は獣医さんがその地区担当のオフィスを教えてくれます。 いざとなって慌てないように、かなり前から調査をしておくこと。会社によっては、だいぶ前から断わっておかないと、うさぎ連れの予約が難しいところもある ◎ANA 2匹以上いるなどの事情でペット用エリアで運んでもらう場合は、チェックイン時に168ドルを支払う(飛行距離によるかも)。ケージ1つあたりの値段なので、大きさによる値段の差はない。ペットエリアは、キャビンと同じ環境になるよう空調されているので安心。 △ American △ JAL △ Northwest X シンガポール航空 X 大韓航空
もらい、certificate(証明書)は1月前にとるのがよい
航空会社ごとに、うさぎの扱いは、実にさまざま。予定のコースを飛ぶ航空会社に、かたっぱしから電話で問い合わせてみよう! 問い合わせが多ければ、航空会社も対応を変える。
現在調べた中で最もうさぎ待遇がいいのがANA。国際線で機内持ち込みOKというのは、今のところANAだけ。ただ、飛行機一機あたり小動物一匹までと決まっているので、余裕を持って予約しておいた方が安心できる。
◎DELTA
最初通常の予約DEPTにTELしたら貨物スペースになると言われたが数日後フリーダイヤルの日本語デスクへTELしたらキャビン持ち込みOKと言わた。(簡単にあきらめてはダメなんですねー)
ペット用の空調されたスペース有り。が、防音は期待できない。少なくとも、一緒の飛行機で飛ぶことはできる
西海岸から出ている便は、機内にペット用スペースがあるが、うさぎはペット扱いにならないので入れてもらえない。「大事なうさぎなんです!」と訴えてあっさりOKをもらったという体験談あり。NY、DCからの直行便には、 ペットエリアはない。うさぎは貨物(!)扱いになって、予約も別なので、当然別便となる可能性も。ANAとJALの両方が出ているなら、少なくともうさぎの為にはJALを選ぶ理由は見あたらない
JALと同じ
うさぎは受け付けない。犬・猫のみ(そんな!)。
うさぎは「家畜」と判断するので客室はもちろん貨物でも受け付けない。
●うさぎを受け付けてくれないということを知らないでチケットを買ってしまったので、愛うさぎと別れることになってしまった...。 ●機内に持ち込めるということで一も二もなくANAを選んだが、予約してから確認する度にうさぎ連れだということがうまく伝わっていなくてハラハラした。結果としては大丈夫だったけど、何度も連絡して確認しておいてよかった。 ●ANAによれば、その日飛行機にうさぎを乗せていいかどうかというのはANAではなくて当該飛行場が判断するそうです。
ANAの指定サイズ...座席の下に入れるので、かなり扁平で変な形。できるだけ居住空間を広くとりたいなら、自作がベスト! 素材...何でも可。ただし、底には防水処理がなされていること(おしっこが漏れないように) →せいちんが実際に入ったソフトケースを前座席の下に押し込んだところ。サイズ規定より若干大きいが、座席の下に入れる時に少しつぶして入れれば問題なし。パッと見真っ黒だが、すだれのように外側のナイロンの壁を持ち上げればメッシュで中がのぞける仕組み。防水加工もバッチリの頼もしいやつ。各航空会社認定品。人工ムートンのじゅうたんは取り外し式。飲み込んでしまうと危険なのではずして、かわりにタオルを敷いた。 ボトルから水がポタポタたれないように厳選したミニボトルを使用。手前に差し込んで、テープで固定してある。せいちんが飲むと泡が出てくるのでよくわかる。
DELTA
座席の下に入るもの。従って上記ANAの規定とほぼ同じと考えてよいと思われる。
●他の動物と一緒にされる事を考えて周りを段ボールで囲った。ケージを何かで囲わないとおしっこを飛ばすように思われてしまうらしい。 ●念のためキャリアにも連絡先を書いておく ●隠れた気分になれるようにお気に入りのタオルなど入れる ●足場がツルツル滑るようなものは避けるか、足場を作ってやる(段ボール、すのこなど) ●少しでも静かになるよう、不必要な穴はふさぐ(空気穴を忘れるな!) ●長時間なので、おしっこでジメジメしたところに寝なくてすむよう、水はけを工夫する(すのこ、二重床など) ●自分の匂いがついているとうさぎは安心するので、飛ぶ前にキャリアを何気に遊び場に置くなどして慣れさせておくとよい