要素別：うさぎの食事　せいちんのある日のメニューはこちら

ペレット	コンパクトで高カロリー。もともと品評会に出すなどの都合でできるだけ早く大きくするために開発されたものなので、ペットのうさぎには必要ではない。ただし、ドワーフ種は「品種改良」の過程で体内でビタミンを合成する能力が落ちているので、ビタミン類の補給に少量与えた方がよい。 ペレットの量...一日体重2キロあたり1/4カップを目安に。 あなたのうさぎさんの適切な食事量が一発で計算できる計算機を設置しました。ご利用ください。
干し草	低カロリー・高繊維の干し草は、本来のうさぎの食事にとても近いもの。つまり、うさぎのおなかは干し草を消化することが前提に設計されている。干し草の長い繊維が、細い腸の中で食べ物をどんどん押していく力となる。 種類はティモシーかオーチャードグラス。アルファルファはおいしいが、カルシウム多く尿道結石などを起こす恐れあり。 いつでも好きなだけ食べられるようにしておく。
野菜	干し草以外の朝・晩２回の食事の中心となるべきもの。野菜とひとくちにいってもいろいろあるので、うさぎに安全な野菜を選ぶ。できるだけ多くの種類を、少しずつ食べるのが理想。どんな栄養値の高い野菜も、それだけを毎日大量に与えるのは危険です。野菜メニューのサンプル写真はこちら。 野菜の量...一日体重２キロあたり１カップを目安に、食べ具合をみながら自分で決める。３種類以上の野菜を組み合わせて与える。
果物	やはり甘いので、たまに食事に変化をつける程度に与える。毎日は与えない方がよい。ウンチが小さく固いような時はパパイヤ、パイナップルなど消化酵素を含む果物を与えてみるとよい。あくまで補助食。 果物の量...一日体重２キロあたり大さじ１〜２杯以下。

いも類	さつまいも、じゃがいも、さといもなど、いもと名のつくもの全てデンプン質なので、うさぎのおなかには向かない。最悪の場合、ショック死もありうる。
レタス、キャベツ きゅうり、トマト	これら淡色野菜は、水分ばかり多くて下痢を誘発する危険があるのに、栄養はあまりない。わざわざ与える理由はない。中でも温室産のレタスは硝酸塩が高くリスク大。
玉ねぎ、ねぎ	臭いからうさぎも食べたがらないと思うが、中毒を起こすことがあるので、ねぎ類を切ったまな板で、そのままうさぎの野菜を切るのは避ける。
チョコレート、クッキー、パンなど 人間の加工食品	人間だって、食べすぎると成人病になるのに、チョコレートのような油の塊が小さなうさぎの体にどんなショックを与えるかは明白。ハッキリ毒だと書いてある本もある。くれぐれもうさぎの手の届くところに置かないこと。
アボカド	畑のバターと言われるリッチな油分が裏目に。うさぎは油は苦手なので、これも危険。

人参とその葉	糖分が高いのであげすぎには注意。葉は甘くなく、安心。
セロリ	外側のスジがとても丈夫なので、そのまま飲み込んだ場合、うさぎのおなかの中でもつれることが。スジは除去しよう。葉っぱは美味しく、スジもないので与えやすい。
ほうれんそう、 ケール	暗い緑色が高ミネラルを約束する素敵な野菜。アク、臭素、カルシウムが高いので、大量にあげるのはよくない。ひとちぎりくらいを目安に。
アルファルファ	干し草ではなく生のもやし部分
ブロッコリ、 カリフラワー	茎、葉の部分がよい。虫がつきやすいため農薬が強力なので、よくよく洗うこと。無農薬栽培ものがあれば安心。
大根・はつか大根 の葉	イキのいいのが見つかれば。
パセリ	カーリーも、フラット（イタリアン）もどちらもＯＫ。
ミント、セージ、ディル、チラント	ハーブ類はうさぎに優しいものが多い。ただし、匂いが強いので、嫌がるうさぎもいる。室内で栽培しやすいので、自分で育てると安心。
芽キャベツ	１日１つを限度とする。