飛行機で海を越えるうさぎさんの快適な旅を探る
飛べ飛べ!バニー
せいちんは飛んだ編

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ホテル〜チェックイン 健康診断書は持ったし、せいちんも良く食べ良く寝て絶好調... それでもなぜか慌てる当日の朝。

ホテルでの最後の夜

アメリカでの生活を畳んで日本に帰る、となれば最後の夜は当然ホテル。うちでは、機内用のソフトケースとは別にホテル、検疫、そして日本についてから船便で愛用のケージが届くまで暮せる折り畳み式のケージ(写真左)を購入した。

ホテルに迷惑がかからないよう、行楽用のレジャーシートを敷いた上に小屋を置き、干し草の散乱を防止。折り畳み式とはいえ、一応寝そべれるし、お気に入りのでっかいトイレ、水皿、餌箱も入ってせいちんは割と平常心であった。


→たたむと、こうなる。結構重い。せいちんのためならエンヤコ〜ラ。

←アメリカ最後の夜もフンフンして過ごすせいちん

チェックイン(航空会社チェックインカウンター)

チケット、パスポートと同時にスタンプのついた健康証明書の原本をさっそうと提出。この時うさぎさんの運賃168ドル(うちの場合。飛行機会社、飛行距離、使用空港などによるかもしれない)を支払う。カードもOKなので慌てることはない。同時に、「うさぎに万一のことがあっても訴えません」という主旨の書類にサイン。イヤな感じではあるが、しかたがない。


↑せいちんお運び代188ドルのレシート。カードもOK。

この時、航空会社が、健康診断書の原本から1部複写を取る。残りを返してもらうのを忘れずに。


パニック! 金属探知機

「うちのデリケートなせいちんを、荷物と一緒に探知機にかけるなんて許さん!!」と激昂していたら、あっさり「抱いて人間と一緒にチェックを受けるように」と言われた。ペットキャリアに拳銃を忍ばせたりする人がいるかもしれないという用心だろうか。しかし、抱っこして門をくぐると、係の人やまわりのお客さんたちが口々に「かわいい、かわいい」とほめそやし、ちょっと得意に(あほ)。普段抱き癖をつけていないうさぎだと、こんな時苦労すると思う。うっかり落として逃げられたりしたら大事だ



機内のマナー

うさぎをキャビンに持ち込ませてくれる航空会社は2、3あるが、だからといって、甘えてはいけない。どこも「特別に」という不安定な立場なので、お行儀の悪いうさぎオーナーがうさぎの評判を落としてしまったりすると、うさぎの持ち込み自体を中止してしまうかもしれない。そうなると、後々海を渡るうさぎさんたちに対して取り返しのつかない非道を働いたことになる。マナーを守ってぜひ「うさぎさんて静かだし全然問題ないな、これなら一機に5、6匹はいけるかも」と思ってもらおう!

飛行機会社が気にするのは、何といっても他の乗客への迷惑。こっそりケースから出したりして逃げられて、他のお客さんの荷物におしっこをした、なんてことになったら一大事である。尿がもれないようにケースの防水加工は万全でなければならないし、匂わないように干し草もたくさん入れておく。

万一のために、市販のうさぎ用消臭スプレーを持っていくとよい(うさぎの絵など入っていると宣伝効果あり)。もし臭いと文句が出ても、その対策があるのと無いのとでは、相手に与える心象もだいぶちがう。文句を言った方も、何か策が講じられるとちょっとは気が済むから不思議。

機内の食事

国際線の場合、時間が長くなるので、どうしても何か食べるものを入れておく必要がある。うさぎは、長時間空腹でいると長い腸が癒着してしまうことがあるので危険。アメリカー日本の場合、2食分の野菜を用意する。

いつも食べ慣れている野菜類を分量だけ切って、乾燥しないように湿ったペーパータオルでくるみジップロックなどの密閉ポリ袋に入れて携行する。飛行機内で消費してしまえば、違法でも何でもない。

はポタポタ垂れにくいボトルを探すか、金属製のケージなら飛行機に乗ってから小さな器に出した水を固定するとよい。せいちんは環境の変化のせいか自分ではあまり飲まなかったので、ボトルを鼻の前に突き出してやると、驚くほどたくさん飲んだ。こうして1時間ごとくらいに水を飲ませた。干し草を食べると喉がかわくので、水の飲み具合はまめにチェックすること。

干し草は、ティモシーに限り大手を振って持ち込めるので、食べ慣れたものを多めにもっていくこと。日本に着いてから、好みの干し草が見つかるまでの時間かせぎに必要。

機内食の野菜、果物は生で味がついてなければ与えてもよい。せいちんは、デザートに出た生パパイヤにありついてごきげんであった...。

経験者は語る!食事の工夫

少量のペレットと野菜とティモシーを置きました、が、極度の緊張状態の為か食べなかったようです。水のボトルも置きましたが、これが飛行機の振動で漏れてしまい下がびしょびしょになって可哀想な事になっていたのに気付いたのは関西空港でです。水を置くのは注意するか、もしくは置かずに野菜などで水分補給してもらうようにするかですね(私感です)。兎は長時間食べないと危険なので一応なんなりと置くべきかと思います

●干し草は絶対必要! 噛んでいると、うさぎは落ち着くのだ

●生の果物・野菜類は、持ち出し禁止なので、見つかるとうるさいことがある

●機内食のサラダに入ってた野菜で空腹を満たした。